本日ご紹介するのは、『Vaundy(バウンディ)』のナンバーから
『恋風邪にのせて』【作詞・作曲:Vaundy】
歌詞全文はこちらのリンクから→https://www.uta-net.com/song/315960/
この曲はABEMAの恋愛番組「彼とオオカミちゃんには騙されない」の主題歌として書き下ろされたもの
以下はVaundyのコメント↓
Vaundyです。今回「彼とオオカミちゃんには騙されない」の主題歌とオープニングを担当しました。
主題歌の「恋風邪にのせて」は、互いに確かめ合わなくても気づいてしまうのが恋なのかな、というイメージから、仕上げていきました。
サウンドも、90年代のJPOPサウンドをうまく現代に落とし込めないかという試みから始まり、ここにたどり着きました。メロディの性質もいつもの僕とは少し違う感じに仕上がっているので、そこにも注目してほしいです。
オープニング曲の「霜焼」は、オオカミくんシリーズの番組コンセプトを僕なりにストレートに表現した曲で、”焼きつくような、冷たい嘘”をテーマに作った曲です。
これからなにが起こるか分からない、ワクワクドキドキをこの曲と一緒に感じてもらえたら嬉しいです。
それぞれの楽曲が違う形、角度で”恋愛”を切り取っている楽曲になっているので、
ぜひ番組と併せて色々な解釈で楽しんで欲しいです。
恋愛の甘酸っぱさや切なさ、過去の思い出に対する複雑な感情を描いた楽曲です。以下は歌詞の詳細な解説です。(´っ・ω・)っすた~と
「変わりゆく景色/窓越しに覗いた」
- ここでは、時間が経つにつれて変わっていく風景を窓越しに見ている様子が描かれています。これは、過去の思い出を振り返る際の視点を表していると考えられます。
「懐かしい風が呼んできた」
- 懐かしい風は過去の記憶や感情を象徴しています。この風によって、昔の思い出が呼び起こされるようです。
「どっかで 見えない 互いを互いに 合図して そっと二人 目をそらして気付いたの」
- お互いに心の中で合図を送り合っているけれど、直接的なコミュニケーションを避けている様子が描かれています。これは、互いの気持ちを察しながらも直接言葉にできないもどかしさを示しています。
「くだらない愛で 僕たちはいつも笑っている」
- 二人の関係がどこか軽く、日常的であることを示しています。くだらないという表現は、自分たちの愛が特別でないように見えながらも、そこに大きな意味を見出している様子を表しています。
「思い出す日々が 僕たちを悲しませるの」
- 過去の楽しかった日々を思い出すと、今とのギャップに悲しみを感じるという感情が表れています。
「繰り返す日々が 僕たちを振り向かせるの」
- 日常の繰り返しの中で、ふと立ち止まって過去を振り返ることがあるという心情を描いています。
「ねぇそっと二人 魔法を唱えるの 恋風邪にのせて」
- 恋愛の不思議な力や特別な感覚を魔法として表現しています。「恋風邪」は恋愛によって生じる一時的な感情の高ぶりを指しているようです。
「混ざりゆく景色/雨越しに覗いた」
- 雨という要素が加わることで、より一層感情的でノスタルジックな雰囲気が増しています。雨はしばしば感情を洗い流すものとして描かれます。
「暖かい風が呼んできた」
- 再び暖かい風が過去の記憶や感情を呼び覚ます様子を描いています。
「どっかで 消えない 互いを互いに 合図して そっと二人 目を凝らして気付いたの」
- 今度は「消えない」と表現されており、二人の関係や気持ちがより強固なものであることを示唆しています。
「言葉が深める惑星の夜に今/あなたを探して/答えた」
- 夜空に例えられた広大な時間や空間の中で、言葉によって二人の絆を深めようとする意志が示されています。
「心枯れるまで、共に笑っていよう」
- 感情の枯渇を感じるまで、共に時間を過ごし続けたいという願望が表現されています。
「やっと二人 目を合わせて気付いたの」
- 最終的に目を合わせることで、心の中での気付きや理解が強調され、感情の通じ合いが描かれています。
この曲は、日常の中に潜む恋愛の儚さや美しさを、風景や自然現象に重ねて表現しているのが特徴です。恋愛の一瞬一瞬の大切さや、過去の思い出と今の感情との対比を鮮やかに描いています。
この曲を聴いて膨れ上がった私の妄想ストーリ(歌詞解釈)をチラッとお見せいたします |ω・)チラッ
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物語:「恋風邪にのせて」
第1章:出会い
田舎町の高校に通うユウは、ある日、学校の帰り道にバス停で一人の少女と出会う。彼女の名前はサキ。彼女は他の学校に通っているが、毎日同じ時間にバス停で待っている。初めての出会いの日、ユウは窓越しに見える景色の中にサキを見つけ、どこか懐かしい風を感じた。
第2章:すれ違い
ユウとサキは毎日バス停で顔を合わせるようになったが、互いに話しかけることができない日々が続いた。互いに目をそらしながらも、心の中では合図を送り合う二人。それでも、言葉にできない気持ちを抱えたまま、ただすれ違っていた。
ある雨の日、ユウはバス停に傘を忘れてしまったサキに自分の傘を差し出すことで、初めて話すきっかけを得る。雨越しに見えたサキの笑顔が、ユウの心に温かい風を吹き込んだ。
第3章:共有する日々
それから二人は少しずつ話すようになり、バス停での時間を共有するようになった。くだらない話題で笑い合う日々が続き、二人の関係は特別なものになっていった。しかし、楽しかった思い出を振り返るたびに、どこか切なさを感じるユウ。サキもまた、同じ気持ちを抱いていた。
第4章:別れの予感
ある日、サキがユウに告げた。「私は来月から遠くの学校に転校するの」。ユウは驚きと共に、彼女との日々が終わりを迎えることに胸が締め付けられた。繰り返す日々が続くと思っていたのに、予期せぬ別れが二人を襲った。
第5章:最後の魔法
転校の日が近づくにつれ、ユウとサキはお互いの存在をより強く意識するようになった。二人は、夜の星空の下で最後の時間を過ごすことを決めた。「心枯れるまで、共に笑っていよう」と約束し、二人は最後の魔法をかけ合った。
その夜、初めて本当に目を合わせ、互いの気持ちを確かめた二人は、恋風邪のように一瞬の高ぶりを共有した。サキは「またどこかで会おうね」と言い残し、遠くの街へと旅立った。
エピローグ
それから数年後、ユウは大人になり、ふとした瞬間にあの日のサキとの思い出を振り返ることがあった。彼女と過ごした日々は中身も薄い一瞬の炎…くだらない愛だったのかもしれない…。でもそんな愛が今もまだ、確かに彼の心に魔法をかけ続けている。どこかでまた、あの懐かしい風が彼を導く日を夢見て。
恋は風邪のようにうつっていくもの
皆さんも恋風邪をこじらせないように気をつけて恋愛してくださいね(*^-^*)♪
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他にも『Vaundy』の名曲を紹介しておりますので併せてご覧くださいρ(._.*)ρ
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