本日ご紹介するのは、『マカロニえんぴつ』のナンバーから
『リンジュー・ラヴ』【作詞・作曲:はっとり】
歌詞全文はこちらのリンクから→https://www.uta-net.com/song/330920/
マカロニえんぴつの「リンジュー・ラヴ」の歌詞は、切ない別れと、過去の愛情への未練を描いています。この曲は、特に終わりを迎える恋愛の苦しさと、その中での思い出を振り返ることについて歌っています。
この曲は「別れをの辛さを抱えている人に寄り添ってくれる曲」
そして、「別れの辛さを連想させてくれて、今当たり前に側にいるパートナーがいかに大切な存在なのかを再確認させてくれる曲」でもある
歌詞は寂しいストーリーであるが、曲調が明るめで暖かみがあるため、抵抗感がなくスムーズに心に染みんでくる
名曲やわ~(*‘ω‘ *)♪
それではこの曲を聴いて膨らんだ私の妄想ワールド(歌詞解釈)を
チラッとお見せいたします |ω・)チラッ
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目を覚ますと俺は病院で寝ていた。
寝ていたというか寝ている俺を上から見ている。
俺は誰?
俺の体はベッドで寝ている。
俺はそれを上から見ているが実体はない。
視点と心だけがここに存在する。
状況が理解できずに混乱した。
なぜ俺は病院で寝ているんだっけ。
そうだ、俺は車にはねられて…。
医師と看護師、そして俺の家族が病室に入ってきた。
ベッド寝ている俺は昏睡状態のようだ。
意識が戻るかどうかわからないらしく、今夜が山だと言っている。
「俺は今日、死んでしまうのか…?」
そして死ぬ前に想いを伝えなきゃいけない人がいる。
俺の彼女。
俺の初めての彼女、そして彼女も俺が初めての彼氏だった。
二人はまるでパズルのピースが完璧に組み合わさったようにしっくりきていて、お互い運命の人だと信じていた。
そんな彼女に会いに行くために、俺の心が体を抜け出した。
多分そうなんだろう。
やり残したことをひとつだけできるとしたらと何をする?と聞かれたら、俺は迷うことなく彼女に会いに行って想いを伝えると答える。
その強い気持ちがきっと今の状況を作り出したんだろう。
彼女のもとへ向かう。
彼女は部屋のベッドにでうずくまり、泣いていた。俺の名前を呼びながら。
俺は彼女の名前を呼んだ。しかし、彼女はまったく反応しない。
そうだ、今ここにいる俺は実体がないのだから。
呼びかけることも、触れることもできない。
ただ見守ることしかできない。
悲しみに打ちひしがれた。
何度も彼女の名前を呼びたい!
大声で叫びたい!
彼女の声で呼ばれたい!
まだ死にたくない!
抱き合って感じたい!
そう心の中で強く願った!
でも、今更遅いのだ。
俺はもう死ぬのだから。
彼女に想いを伝えることも、触れることもできない。
もうどうすることもできない。
彼女を悲しませてしまった。
俺のせいだ。
もうお互いの愛を見つけ合うこともできない。
二人の愛は終わりを迎えるしかないのだ。
臨終愛(リンジューラヴ)…
彼女との思い出が蘇る。
美しい星空を見ながらブランコに乗った公園。
二人でブランコに乗って夜空を見上げ、愛を語り合った。
俺のアパートの家のベタベタな鍵穴、寂しそうな部屋。
向かいにある中華料理屋からの排気でドアの鍵穴が油で汚れていた。彼女はキーケースが汚れるからとそれをとても嫌がっていた。俺の部屋は必要最低限のものしか置いていなくて、殺風景で寂しいけど居心地はいいと彼女は言っていた。
彼女と約束していたことがある….
俺が彼女の誕生日に歌をプレゼントすると約束していて、その歌を録音したカセットがある。
誕生日が…聴いてもらえる日が待ち遠しかったけど…「ごめんね、もう待てないや」
俺はもう死ぬのだから、彼女とサヨナラをしなければならない。
彼女への感謝の気持ちが溢れてくる。感謝しなければならないことが数えきれないほどある。「ありがとう…全部。どうかずっと元気でいてください。幸せになってください。」
サヨナラ…俺は彼女の背中に手を振った。どうかこのまま振り返らないでほしい。振り返って彼女の顔を見てしまうと、未練が溢れて出して止まらなくなってしまうから。
視界がぼやけ、意識が遠のいていく
最後の瞬間、心の中には彼女への愛と感謝の気持ちが溢れていた。
俺は心の中で彼女に告げた。
「生まれ変わったらまたあなたを探しに行きます。必ずあなたを見つけて、次は絶対にあなたを悲しませたりしないから…。渡せなかったカセットに吹き込んだ歌は、またその時に聴かせてあげるね」
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当たり前の幸せを当たり前だと思わず、日常の中にある小さな喜びに大きな感謝の気持ちを持ってください。
あなたが望んだマカロニえんぴつという音楽でした(^-^)♪
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他にも『マカロニえんぴつ』の名曲を紹介しておりますので併せてご覧くださいρ(._.*)ρ
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