『Subtitle』Official髭男dism。”言葉はまるで雪の結晶のように儚く綺麗だけれど溶けて消えてしまう”

本日ご紹介するのは、4人組ピアノポップバンド『Official髭男dism』(ヒゲダン)のナンバーから。

『Subtitle』(作詞:藤原聡 作曲:藤原聡

「Subtitle(サブタイトル)」は、2022年10月12日に配信リリースされた楽曲で、フジテレビ系木曜劇場『silent』の主題歌として書き下ろされたもの

歌詞全文はこちらのリンクから→https://www.uta-net.com/movie/326156/

また神曲を作りましたね~♪

歌うのが難しそうでカラオケで撃沈する方も多いのではないでしょうか (゚Д゚;)♪

その分、うまく歌えたらモテちゃうよ~ (*ฅ́˘ฅ̀*)♡

歌詞はドラマ『silent』の内容とリンクしている

↓ドラマのあらすじ

青羽紬(川口春奈)は8年ぶりに佐倉想(目黒蓮)と偶然の再会を果たすも、手話で一方的に話され、状況が把握できずに立ちすくむ。一方、想はこの8年間の想いが募り、行き場のない気持ちを消化できずに紬のもとから立ち去る。そんな様子をみていた桃野奈々(夏帆)は、想のもとに駆け寄り、そっと寄り添うのだった。想は高校卒業のころに耳に違和感を抱くようになり、その異変にいち早く気づいた母の律子(篠原涼子)が病院に連れて行くと、遺伝性の可能性があると診断された。自分のせいかもしれないと責任を感じ、なかなか受け入れられない律子に対し、想は申し訳なく感じ、そのまま上京することを決め、紬にも病気のことは隠して別れを告げた過去があった。戸川湊斗(鈴鹿央士)は紬と想が再会したことに不安はぬぐえないものの、想いとは裏腹に、春尾正輝(風間俊介)の手話教室を紹介する。想と話せるようになりたいと思う紬は手話教室に通うことを決意し、想に「もう一度会って話したい」と告げるが…。

公式サイト:https://www.fujitv.co.jp/silent/ より引用

ポジティブ(物事を肯定的に捉えられる、積極的で前向きな考え方や性格)な人って、まわりの人にもいい影響を与えるイメージがありますが

火傷しそうなほどのポジティブは、時に冷たく残酷なもの

多くの人は、ポジティブになりたいと思っている

でもなかなかポジティブになれない…うまくいかない…どうすればいいかわからない…

するとポジティブに対して憧れるのではなく嫌悪感を抱き始める

心理学的にいう「認知的不協和」という状態

人は自分の行動や思考に矛盾があると不快感やストレスを感じる

その矛盾による不快感やストレスを解消するために、矛盾がなくなるように自分の気持ちや考え方を変える。これを「認知的不協和理論」という

例えば、「タバコが体に悪い」と思っているのに「タバコを吸っている」人は、行動や思考に矛盾がある状態、つまり認知的不協和という状態に陥っている
ここで「タバコを吸うことでストレス解消になる」というように考え方を変えると、認知的不協和から生じる不快感やストレスを解消・軽減できる

また、好きな人ができて告白しようと思っていたときに、その人が別の人と交際していることを知って、告白を諦めた人にも認知的不協和が生じていて、このストレスを解消するために、「よく見るとたいしてかっこよくない、かわいくない」とか「どうせあの人は浮気性に違いない」とか「そもそも、そんなに好きではなかった」などと思い込む

これらは、「認知的不協和理論」の典型的な例

ポジティブな思考は時に人を傷つけてしまうことがある

眩しすぎるポジティブは、周りを明るく照らすが、影もまた作ってしまう

「君に渡したいものはもっとひんやりと熱いもの」

相手の冷たくなった気持ちに寄り添い、そして内側から少しずつ温めていくということを意味している

でもそれってすごく難しいこと

「言葉はまるで雪の結晶」

ただの綺麗事では雪の結晶のようにすぐ溶けて消えてしまう

どんなに気持ちを込めた言葉で伝えても時間が経てば記憶から消えてなくなる

「君の胸を震わすもの 探し続けたい 愛してるよりも愛が届くまで もう少しだけ待ってて」

そんな言葉が見つかればいいですけど( ˘•ω•˘ ).。oஇ

「考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる」

これはイギリス第71代首相マーガレット・サッチャー氏の言葉

「考え」→「言葉」につなげられる人は多いけど

「言葉」→「行動」→「習慣」につなげられ人は少ない

口だけではなく、行動すること

そしてその行動を継続すること

それが大事だと思う

そしてその積み重ねが運命につながる

あと歌詞の中ですごいなあと感心したところがあって

かけた言葉で
割れたヒビを直そうとして
足しすぎた熱量で
引かれてしまったカーテンで

かけた言葉で(×)
割れたヒビを直そうとして(÷)
足しすぎた熱量で(+)
かれてしまったカーテンで(-)

「四則演算」を歌詞に含めて表現しているとこ!

掛けたり、割ったり、足したり、引いたり、いろいろな計算を駆使して、答えにたどり着くまでになんども計算ミスをするだろうけど、そんな失敗を重ねて重ねて重ねて、答えを導き出したい…見つけたいんだいつか

ワードセンスが神懸かっています( ゚Д゚)ス、スゲー!

いや~ヒゲダンさん…ちょっと髭伸びすぎてダンディ通り越して仙人の域に到達しちゃってない!?

最高の一曲をありがとうございます (*´ー`人)アリガト〜

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他にも『Official髭男dism』の名曲を紹介しておりますので併せてご覧くださいρ(._.*)ρ

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